果樹の学校 活動ブログ


NPO法人小田原食とみどりが運営する果樹の学校活動記録です。
小田原で栽培が盛んな「みかん」「うめ」「キウイ」を農家の畑で学びます。

…修了レポート発表会の様子…

12/17、梅枝剪定の活動後に、みのり館でレポート発表を行いました。
みなさんでそれぞれ工夫を凝らしたユニークな発表会になりました。
半年間の活動が思い出され、発表が終わると次々と拍手がおこりました。
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柏Zさん
A3画用紙に描いたレポートを姉妹で発表...よく観察されています。
柏崎姉
柏木妹
(発表姿の写真がなくてすみません...)


木Uさん
お母さんとお子さんで発表、梅シロップの飲み比べ研究もしたそうです。
木内1
木内2
(発表姿の写真がなくてすみません...)



岡Zさん
お父さんが家族にインタビューしながら思い出を発表。
岡崎1
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傳Dさん
家族全員でまとめられたレポートをお父さんが代表で発表
傳田
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黒Kさん
楽しい語り口にみなさんから笑みがこぼれました。
小田原の農産物ランキングも発表されました。
黒川2
黒川1
黒川4
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石Dさん
地元市民目線からのレポート発表、お子さんのA4写真をたくさん展示
石塚1
椅子塚2
石塚3



高Iさん
3人のお子さんたちで順番にセリフを語りながら演劇風な発表。
レポートはブック形式になっています。
高井1
高井2
高井3
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高Hさん
お母さんとお子さんたちのそれぞれ感じ方の違いがわかるトーク形式のユニークな発表
2
1
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渡Bさん
1~3回の詳細なレポート!発表トークは簡潔にまとめられました。
渡邉1
渡邉3渡邉2
渡邉4
渡邉6
渡邉5
渡邉7
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根Gさん
小田原の未来に向けて発展的な発表
根岸1
根岸2
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町Tさん
当日お休のため、お母さんお子さんたちのカラフルなレポートが事前に届きました。
町田派は
町田弟
町田姉



新Iさん 
お休みのため、前週に梅枝剪定に来られレポートとお子さんたちのお絵描きを提出。
新井②
新井3
新井兄
新井姉②
新井姉


修了レポートは、第4回活動が修了式当日のため、3回目までをレポートにまとめていただきました。



12月17日、果樹の学校の最終回は、梅の剪定とレポート発表、修了式です。

綺麗に晴れて富士山がよく見える中、梅の木の剪定のため梅畑に向かいます。
ここは初回に梅の収穫を行った畑なので、「収穫したときはあんなに葉っぱがあったのに!」「この樹の梅をたくさん収穫したよね」と話がはずみます。
1_剪定道具
先生のレクチャーを受けてみると、剪定は「時期の収穫を増やす」という単純な作業ではなく、「この枝をどう活かしていくか、10年後、20年後にどんな形の樹にしていきたいか」という、先々まで見据えた園師さんの哲学が反映される世界でした。
何度も「園主さんの考えによるけれども」という発言があったことも、それぞれ園主さんをリスペクトしておられるんだなあと感じました。
2_先生からのレクチャー
「桜切るバカ、梅切らぬバカ」という言葉もありますが、梅は毎年新しい枝を育てていくために不要な枝を切り落とす必要があるそうです。
「この枝が伸びると、ゆくゆくは日差しが確保できなくなる」「この枝を残すと新しい芽が出てきにくい」、いろんな観点から不要な枝を選んでいきます。
今回の梅は病気になっている部分があったため、かなり大胆に枝を切っていきました。
普段樹を切る経験をしたことのない我が家は大興奮!
3_剪定中
4_剪定後にスッキリ!
のこぎりを使っておおはしゃぎしていたのは、息子よりも父でした(笑)
スッキリした樹の根元に藁を敷いて、剪定作業は完了!
5_藁を敷いて完了
剪定の後はレポート発表。
お子さんのイラストがたくさん盛り込まれたにぎやかなレポート、お父さんが会議のように滑らかにお話をされていたレポート、皆さんそれぞれに楽しい報告でした!
修了式で修了証とキウイをたくさんいただいて解散となりました。

全4回の中で、我が家は1回お休みしてしまったのですが、毎回とても楽しく勉強になった1年でした!
剪定した枝がどうなったのか知りたいので、また梅の収穫ができるといいな・・・と思いながらみのり館を後にしました。

NPOの皆様、先生になってくださった皆様、日常では聞くことのできないお話や体験をたくさん受け取りました。
この経験を、今度は私から伝えていきたいと思います。
たくさんお世話になり、本当にありがとうございました!

Kさん

お天気に恵まれた1217日は「果樹の学校」の最終回でした。最終回は「梅の樹木の剪定」と「レポート発表」です。

 

 まずは「梅の樹木の剪定」のため、 「梅の収穫」でお世話になった梅の樹木のところまで徒歩で移動しました。6月には緑の葉っぱと梅の実でいっぱいだった樹木は葉や実を落とし、すっかり冬の顔になっていました。

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 梅の樹木の剪定は、隅々の枝に太陽の光が届くよう、全体のバランスを見て行い、成長を促すために行われるそうです。元気のない枯れた枝、変な方向に向いている枝などは枝のキワからハサミやノコギリで切ります。その他にも、梅の実のなる枝を収穫できる高さに留めたり、色々な目的のために行われるそうなのです。人によって「剪定」の考え方が異なり、「コレだ!」と言う正解がないそうで、奥が深い作業でした。

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 先生の説明を一通り聞いて、切っても問題がなさそうな枝から切ってみたり、先生に確認しながら枝を切る子供達。なかなか出来ない貴重な体験をさせていただきました。

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 ウチの子は、高いところにある太い枝を切るのにノコギリを使用。脚立の上でバランスをとりながら、ノコギリを扱うのは大変な作業だったようです。しかし、その作業をやり遂げたことで満足感を得て、「楽しかった」と言いながら、すぐ次の枝木を探しに行っておりました。

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 最後に、樹木の根元に藁を敷いて完了です。

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 レポート発表では、グループ毎に感じた視点や新しく学んだことを発表し、学んだことを共有しました。

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その後は修了式。修了書と共に7月のキウイの剪定時に理事長さんに教えていただいた「甘くて美味しい変形したキウイ」をいただきました。

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 親子共々、皆さんと楽しい時間を過ごさせていただいたので、「果樹の学校」の卒業を寂しく思いました。また機会があれば、参加させていただきたいと思います。素晴らしい学びの機会を与えてくださり、ありがとうございました。

Kさん

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