果樹の学校 活動ブログ


NPO法人小田原食とみどりが運営する果樹の学校活動記録です。
小田原で栽培が盛んな「みかん」「うめ」「キウイ」を農家の畑で学びます。

本日は、たんぼの学校、はたけの学校、果樹の学校とハーブの学校の合同収穫祭でした。
各学校から其々の収穫物を集め、またパルシステムさんからの神奈川県産の豚肉で、おにぎり、とん汁、お漬物、パンケーキを各学校ごとにつくりました。
果樹農家さんからはみかんのデザートも提供頂き、秋の収穫祭に相応しい、豪華な食卓となりました。

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どれもとても美味しく、あっという間におなかの中に・・・
皆さま、至福の時を過ごされていたと思います。

その後の、〇×ゲームも盛り上がりました。
みかんや梅がハーブだとは・・・しりませんでした^^;)

スタッフの皆さま、準備大変だったと思いますが、お陰さまで楽しく参加させていただきました。有難うございました。

午後は、長谷川さんのご厚意で通常は雨の時はしないキウイ収穫の体験を少しさせていただきました。

収穫の時のコツを教えていただきました。
キウイを手のひらで優しく包みこみ、人差し指と親指で茎のところをはじきます。そうするとぷちんと簡単に実を傷つけることなくおもしろい様に取れました{^0^)

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その後、ジョイファーム小田原の作業場の見学もさせていただきました。
只今、キウイの収穫まっ盛りで、日曜日にも関わらず大勢のスタッフの方が作業されていました。
サイズの選別やキウイの産毛を取る作業が行われていました。
大きなブラシが回転してキウイの産毛を取る機械を通すと、キウイが艶っとして出て来るのが面白かったです。

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長谷川さんのお宅での実習も残すところあと1回となってしまいました。。さびしい思いですが、

12月のみかんの収穫も楽しみです!!



Kファミリー


前回の梅収穫から2ヶ月ぶりに、楽しみにしていた梅作業です。

今日は梅の大きさや、傷のあるなしを確認して分ける作業を体験させていただきました。



まずはへたを取り、梅に傷がないか確認し、その後量りで重さを量って大きさごとに分ける作業です。

今回は家族で分業し、親がへたとり・傷の有無を確認し、子供が重さ量り、という事にしました。
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最初は慎重に重さを量って、表を見ながら選別していた子供でしたが、そのうち持っただけで分けていました。

合っていたらすごいのですが、結構適当に分けている気が

穂坂さんすみませんでした。



その後、子供は駐車場の屋上で干した梅を下に下ろしたり、台車で梅を運んだりするのをやらせてもらいとても楽しそうでした。

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その間も、親は真剣に分別作業です。

梅干しをいただいたり(これがすごく美味しくてパクパクいける)、梅シロップジュースもごちそうになったり、とても充実した楽しい時間を過ごす事ができました。

私たちの作業は役に立ったのかは怪しいですが¨。



次回もまた楽しみです。

ちなみに、帰りに近くで寄った直売店の梅肉もみかんもとても美味しく、子供は小田原に引っ越したい!と言っています。




(Eファミリー)


 


 


 


 

82日(日)に開催された「みかんの摘果・ジュース作り体験」に家族3人で参加しました。
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月にはまだ花が咲いていたキウイの木に実がなっていました。
収穫できる大きさの8割程度まで成長していたようです。
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か月でこんなにも成長するのかと驚きました。

5月キウイの雌花
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8月キウイの実
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みかんはいっぱい実がつくので、ある程度の実を落とす(摘果する)必要があるそうです。摘果で実を落としすぎると実が大玉になりすぎてしまい、逆に残す実が多すぎると実1個あたりにいく養分が少なくなってしまうそうです。疲れている木は余計にもぐなど、木の状態を見ながら摘果するそうです。

畑の地面には少しオレンジ色に色づいたみかんがいくつも落ちていました。これはみかんの木が自分で実を落とした(自然落下した)ものだそうです。みかんの木が自分で実を落とす判断をするというのがなんだか不思議です。自然落下した後に摘果をして実の量を決めるそうですが、自然落下し過ぎると摘果する実がないということにもなるそうです。

自然落下した実
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地面には自然落下した実がたくさん 

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摘果体験に入る前にハチや蚊が多いから気をつけるようにと注意がありました。蚊が本当に多かったので、蚊取り線香は必須でした。蚊取り線香は携行したり木にかけたり地面に置いたりして使うようです。木をゆするとハチがいた場合よけていくから、摘果前に木をゆするようにと教わりました。

摘果体験の場所に到着後、摘果作業のやり方を教えてもらいました。早生みかんは、葉っぱ25枚に対し1個ならせるそうです。

○摘果のポイント

・小さい実を落として大きい実を残す

・傷のある実を落として枯れ枝も落とす

「枯れ枝は黒点病のもとになるので、とってください。」と言われました。下の画像が黒点病のみかんです。黒い点々があちこちにあります。病気なので、この実も落とします。

黒点病のみかん
 

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みかん畑の中をアゲハチョウがひらひら飛んでいたので「わあ!ちょうちょだ!」と子どもたちは喜びました。しかし、「アゲハの幼虫がみかんの葉っぱを食べるんだよ。」と石井さんに言われて、「きれいだけどみかんにとっては害虫なんだね」という言葉が出ました。同じチョウでも昆虫採集では人気者に、みかん栽培では厄介者になるのだなと思いました。

みかん畑の中でカミキリムシを見かけたらすぐに殺すことにしているそうです。みかん栽培にとってとても厄介なのだと思います。摘果体験中に見つけたカミキリムシは首をはねた後も動き続けていたので、一同驚きました。


また、みかんの木がクモの巣だらけで頭や体に必ずかかってしまったので、「なんでこんなにクモの巣が多いんですか?」と生産者の石井さんに聞いてみました。すると「害虫が多いからクモの巣も多い。害虫がいなければきっとクモもいない畑になるよ。」と言われました。石井さんの畑では農薬をほとんど使用しないため、害虫も含めて生き物が多いのかなと思いました。本当にたくさんのクモが巣をはっていたので、きっと多くの害虫が石井さんのみかんを狙って食べにくるのだと思います。

摘果前のみかんはこのように鈴なりになっています。

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摘果する際のコツですが、みかんの実はてこの原理を使うとポコッととれるそうです。

てこの原理の話を聞く前は実を必死に引っ張って取っていたのですがなかなかとれず、てこの原理を使ったら面白いように軽くポコッととれたので驚きました

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参加者は協力してみかんの木2本分の摘果作業をしました。木の低いところは楽に手が届くけれども、木の高いところは脚立に上って作業しなければならず、大変でした。暑い中蚊に狙われながらの摘果作業で汗だくになりました。木2本分を10人以上でやってもつらいのに、この作業を何時間も何日も毎年続けていらっしゃる石井さんはすごいと思いました。

みかんの摘果が終わったので、いよいよお待ちかねのジュース作りです。

はじめに小さなスーパーボールのように丸いみかんをたらいにたくさん入れて、冷たい井戸水で洗いました。次にしぼりやすいように洗った摘果みかんをカットするのですが、半分にカットするよりも十字に切れ込みを入れた方がしぼりやすいそうです。

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カットしたみかんをジューサーに入れてしぼります。
使用したジューサーはなんと40年ほど石井家で活躍しているそうです。「昔のものは作りが単純だからか丈夫で長持ちだね。」と石井さんが言っていましたが、まさにその通りだと思いました。物を大切に使う事の大切さも感じました。


市販のものでワックスをかけてあるみかんは、搾った時にみかんの汁が分離するそうです。石井さんの栽培しているみかんにはワックスをかけていないので、安心して皮ごと搾れます。皮と一緒に搾るからこそ、香りが良くおいしいジュースに仕上がるそうです。

摘果みかんは1個約20グラムと軽いですが、これが成長すると5倍くらいの重さ(約100グラム)になります。摘果を余計にやればみかん1個を120グラムとか140グラムとかにもできるそうです。


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緑色の摘果みかんからできたジュースはさわやかな香りの黄色いものでした。摘果みかん1キロで約500mlのみかんジュースができます。搾り過ぎると苦味が出てしまうため、適度に搾るというのがポイントのようです。

この搾り汁をそのまま飲むと、「酸っぱい」「苦い」「なんとか飲める」といったような感想が出ます。しかしこの搾り汁に砂糖を入れて水で薄めると、とてもおいしい摘果みかんジュースになります。

甘くした摘果みかんシロップは、凍らせてシャーベットにしてもおいしいし、牛乳で割ってラッシー風にして飲んでもおいしいです。石井さんの奥様が「子ども達用に」と作って下さったシャーベットは特に好評で、みんな「おいしい!」「おいしい!」と言ってあっという間に平らげました。


この日搾った摘果みかんのカスは大きなバケツで1.5杯ほどの量になりました。みかんの搾りカスは畑にまいて肥料にするそうです。

9月いっぱいまで暑いとおいしいみかんができるそうです。いい天気だと甘みが蓄積され、逆に雨が降ると水を吸って味が薄くなるそうです。

 

摘果・ジュース作り体験はあわせて2時間の体験でしたが、暑い中での摘果作業はとても大変でした。石井さんのところでは摘果したみかんが1トン位になることもあるようです。香りが良くて味もいい摘果みかんをただ捨ててしまうのは、やはりもったいないと思います。ジョイファーム小田原では摘果みかんを使って「緑(あお)みかんシロップ」という商品を製造・販売しているので、多くの方にこの爽やかな味を味わっていただきたいです。

石井さんはみかん栽培のプロなので摘果作業も流れるような速さで行っていましたが、手作業で広大なみかん畑の摘果作業を行うのは、終わりが見えない果てしない作業に思えます。おいしいみかんができるまでには生産者の方の絶え間ない努力があるのだと改めて感じました。

次回の体験はいよいよ収穫です。摘果して木に残されたみかんたちがどのように成長したかを見るのが今から楽しみです。

  

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