果樹の学校 活動ブログ


NPO法人小田原食とみどりが運営する果樹の学校活動記録です。
小田原で栽培が盛んな「みかん」「うめ」「キウイ」を農家の畑で学びます。

f9f8c3c7.jpg年月日:平成19年7月29日(日)
今回の作業は、摘果と摘果した果実から搾るジュースづくりです。房状に咲いた花は、一部は落花するもののそれぞれが果実となり、一つの房に4~6個程度の果実がなっていました。それぞれの果実は、ウズラの卵からピンポン球ぐらいの大きさにまで生長していて、果実により多くの栄養が行き届かせるため、葉15枚程度に1個の果実となるように元気な果実を残して、ほかの果実を摘み取ります。簡単そうに手本を見せてくれましたが、果実はしっかりと枝とつながっており、一個の果実を摘むのにも意外と手間がかかりました
7a6e45d7.jpg我が家は3本の木を任されたのですが、40分程度の時間で2本を仕上げることができませんでした。プロは一人で一本の木を30分程度で仕上げるそうです。
写真上:摘果前
写真下:プロの摘果後


c4888657.jpgその後、米神地区の集会所に移動して、摘果した果実からのジュースづくりです。まず、包丁で半分に切ってから、ハンドジューサーやスクイーザーで果汁を搾ります。小さな実なので、一個あたりの果汁はすくなく20個ほど搾るとコップに三分の一ほどの果汁がたまります。そのままでは、酸っぱいので水で三倍程度に薄めて、砂糖を2杯入れるととても濃厚で、おいしいジュースができあがりました。94c740a0.jpgそのうち、搾るのが間に合わなくなってきて手で搾りました。 当日は、曇り空でしたが暑い日で摘果はもとよりジュースづくりにも汗をいっぱいかいたので、摘果みかんのジュースがいっそうおいしく感じました。
半分に切って、搾って、3倍に薄めて、砂糖を加えると出来上がり。
解散後、海へ行き、潮だまりで遊んで、米神の夏を満喫して帰りました。

年月日:平成19年5月27日(日)10:00~12:00
参加者:大人5名、子供4名

参加初日となった5月20日は、米神地区のお祭りでお忙しい中にもかかわらず、お世話をしていただく担当農家様には、急峻な当該地区のレモン、ニューサマー、夏みかん、極早生、ハウス栽培等の畑、施設に立ち寄りながら、それぞれの花や実について説明していただきました。

花は、柑橘の種類によって異なるようで、子供たちには淡い色のレモンの花を気に入っていたようです。また、柑橘類の実は、最初は米粒大ほどしかない実が、多くの実は大きくなる前にふるい落とされ、残った実だけが大きくなるという話は印象的でした。隔年で収穫できるかんきつ類もあることも知りました。その後、ニューサマー(&何故かラッキョウ)の収穫のお手伝い(お邪魔)をして、その日の作業(?)は終了でした。ニューサマーの収穫をしながらおなかいっぱいにいただき、子供は大喜びでした。
また、柑橘系の種類に分けて通年収穫するために生産者の方が様々な手間をかけていることをかいま見ることができました。参加を重ねることによって、果物大好きの(朝食に果物が出ないと不満な)我が家の子供が、自分の口にはいるまでにどれだけ手間がかかっているのかを(親も含めて)分かるようになればいいなと思っています。

参加当日は、これ以上ない晴天に恵まれ、急峻な当該地区から小田原、江ノ島(当日はかすんで見えませんでしたが)方面の展望は、絶景でした。また、海まで歩いて2~3分で降りることができ、そこで昼食を取ったのですが、子供は透き通ったうみでの磯遊びで大満足でした。今度来るときは水着を持って行くことを約束させられました。みかんしか頭になかった親はカメラを持って行かなかったため、皆様に言葉が足りない分を写真でお伝えしたいのですができないのが残念です。次回からは、写真付きで紹介したいと思います。

3afd7f2b.jpg日時 2007年5月20日 10時~14時
場所 小田原市久野 田中さんのキウイ圃場
参加者 後藤さんご家族(大2、子2)
     萱島さんご家族(大1、子1)藤宮
この日は人工授粉のための花粉採取作業を行いました。
田中さんのご自宅に10時に集合して、そこから徒歩5分くらいの圃場に向かいました。
田中さんはご自宅でお茶の工場もなさっており、昨日は工場を離れることができなかったので、かわりに山田さん(田中さんの圃場の管理を手伝っている方)と田中さんの息子さん(20歳)がインストラクターとして指導してくれました。

bb38989e.jpg圃場の足元には、びっしりとヘアリーベッチ(ピンクの花をつける草です)が茂っていました。この草があることで他の雑草が抑えられ、草取りの手間も省けるとのことです。キウイの木には雄と雌があり、花粉は雄の花からとります。間違えて雌の花を摘まないように気をつけて作業しました。雄の花より雌の花の方が開花が遅いので、比較的混乱はなかったのですが、開花してしまったものでななく、開花する直前の花をつまなければいけないので選ぶのが結構大変です。1時間半ほど作業して写真くらいの量の花を摘みました。
2d380c1f.jpg<499ead54.jpg
写真左:この日摘んだ花 写真右:左が雄の花、右が雌の花  

6cb3cdf4.jpg昼食の後、花から花粉をとる作業をみせていただきました。作業は機械で行います。機械の中に花を入れると、花びらとヤク(花粉が入っている袋のようなもの)に分けられます。分けられたヤクをふるいにかけた後、ヤクを開かせるため12時間ほど保温器のようなものに入れます。開いたヤクをふるいにかけ、花粉をとります。
この日摘んだ花の量でも、花粉にするとフイルムケース1本分くらいだそうです。
この花粉は、雌花が開花したらスプレーで吹きつけます。スプレーには赤い薬のようなものを入れて目印にする農家もあるそうですが、田中さんのところでは、炭を入れて目印にしているそうです。

キウイの作業は以上です。その後オプショナルツアー(?)として、お茶の工場を見学させてもらいました。今はお茶の収穫の最盛期。工場もフル稼働で、この日も生産者が次々とお茶の葉を持ち込んできていました。

このページのトップヘ