果樹の学校 活動ブログ


NPO法人小田原食とみどりが運営する果樹の学校活動記録です。
小田原で栽培が盛んな「みかん」「うめ」「キウイ」を農家の畑で学びます。

2012年11月

サポーターコース第16回目の作業報告です。
今回は玉ねぎの植え付け作業です。第13回目(9/15)に種をまいた極早生がだいぶ育ってきたので苗床から畑へ移植します。

まずはじめに苗床(写真1)から苗を抜きます。
間引きの逆の要領でよく生育したものを選別して抜き取ります。根本をしっかり持たないとちぎれてしまうので気をつけながら行います。抜いたものは次々とケースに入れ(写真2)、畑へと持っていきます。
我々が苗を抜いている間に鳥居さんは畑へ先行し、植え付ける場所にマルチを張り、器具を使って一定の間隔で穴を開けていました。

抜いた苗があまりしなびてしまうと植え付けしにくいのである程度(10ケースほど)苗がたまると畑へ移動します。
マルチの穴に一本ずつ玉ねぎの苗を入れますが、きちんと地面側の穴にも入れないと根が付かず、枯れてしまいます。また、深すぎると逆に縦長の玉ねぎになってしまうそうです。
初めのうちは苗が地面についている感覚がつかめず、押しすぎて根本が折れたりすぐ抜けてしまったりしていましたが、だんだん良いペースで植え付けられるようになりました。

単純で体への負担が大きい作業も、大勢でいろいろな話をしながらやることで楽しく作業できますね。
鳥居さんも一人だとしんどいとおっしゃっていました。複数人でコミュニケーションよく仕事することも必要ですね。


写真1:苗床の様子

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写真2:抜き取った苗の様子。

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写真3:植え付け直後の状態

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写真4:植え付け直後の状態その2
マルチが風で浮いたりしないように土をかけていますが、しおれた苗を抜かないように避け、土をかぶせるのも結構たいへんな労働でした。

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写真5:作業終了後、富士山の方向に飛ぶ飛行機から伸びる飛行機雲。飛行機雲がよく伸びる時は天気が下り坂になるそうです。事実翌日から雨で玉ねぎたちには恵みの雨となりました。

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サポーターコース第15回目の作業報告です。(途中二日酔いで行けなかった回があり、ご迷惑をお掛けしました…ということで稲刈りには立ち会えずですorz)
今回は稲刈り後のお片づけです。

コンバインで稲刈りをすると、籾だけ取り出した後の残った藁を自動的に束ねて田んぼに残していきます。
そのままに残しておいても朽ちていきますが、後日稲ワラとしてみかん畑に敷いたり、野菜に使用したりする用途がありますので、腐ってしまわないよう乾燥させます。

4束をひとまとめにお互いに立てかけるようにして立てます。数本の藁を束から抜き、上部で縛ります。(写真2がわかりやすいです)
この縛り方にもコツがあり、後半だいぶ早くなりましたが鳥居さんのペースにはとてもかないません。藁を拾うため、結構腰への負担もあります。

写真1:田んぼ一枚をようやく終えたところ。なんだか不思議な生き物が湧いてでたみたいですねw

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写真2:近くから見たところ。

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写真3:もうすっかり日没が早くなりました。田んぼからの美しい夕焼けです。影富士もくっきり。
田んぼの脇に積んであるのは脱穀した後の籾殻です。少しずつ燃やして灰もまた田んぼの肥料へと戻っていきます。

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サポーターコース第14回目の作業報告です。
この日はいよいよ稲刈り!と思いきや、朝から雨…。午前中鳥居さんのお宅で待機して、午後から前日に刈り取った分の籾すり(脱穀)作業です。
稲刈りを楽しみにくっついて来た子供二人は結局鳥居さんのお孫さんと遊んで過ごしました。

籾すりは作業用倉庫の中に設置されている機械で行います。
順序は乾燥機→籾すり機→分離・計量器と機械の連携で進みます。

写真1:乾燥機
この中に刈り取った籾を入れ、およそ1晩をかけて籾の水分量を調整します。(機械の設定情報は見えないよう、画像に加工しています。)

小田原援農

写真2:籾すり機
ここで脱穀を行い、籾殻と玄米を分離します。機械の中では篩(ふるい)のようなものが何層もあって籾殻は倉庫外に送りだします。

小田原援農1

写真3:分離・計量器
小石や小さな粒の玄米などを分離し、揃った玄米だけを排出します。下に紙袋を入れ32キロ(出荷時の乾燥を考慮して実際は少し多め)ずつ自動計量します。

小田原援農2

写真4:このような感じでパレット上に積んでいきます。

小田原援農3

機械化が進んで楽だなどと思っていましたが、機械の調整も簡単ではなく、30キロの袋を縛って積み上げる作業だけでも大変。
最後の計量器になんと作業効率を示すゲージがあって、つい頑張ってしまいますw
今年の反収はまぁまぁ、といった感じで少し残念そうでした。年初寒かった影響もあるのでしょうか。

サポーターコース第13回目の作業報告です。
この日は玉ねぎの種まきです。この活動を通じて小田原は梅・みかんやキウイだけでなく玉ねぎにも力を入れていることを初めて知りました。
5月のオニオン祭でも大勢の人が訪れて盛り上がっていましたね。

タマネギの種は思ったよりも小さいですが、子供の頃似たようなものを見たことを思い出しました。
祖母の家の畑でネギ坊主をいじくっていたら、中から黒い粒が出てきました。まさにそれが種でしたw
今回まくのは玉ねぎの中でも極早生の種類です。通常種の種が予定量調達できなかったため初めてのチャレンジだそうです。

作業に夢中で種の写真そのものは獲り損ねましたが、少しづつつまんで整地した畑に均等にまいていきます。後日発芽後の写真を送りますが、結構な密度でした。
種をまいた上に堆肥を薄く重ね、シートを被せます。
その後、しっかりと水を撒いて完了です。

以下、放水の様子を写真でレポートします。

写真1:まるで消防士の放水シーンですが、それくらいたくさん水が必要。水利は農業に欠かせません。

小田原の玉ねぎ

写真2:ポンプは元トラクターのエンジンを再利用して作られている!(なので無駄にライトがついてる(笑))

小田原のたまねぎ

写真3:この季節、撒いても撒いても水を吸います

たまねぎ

サポーターコース第12回目の作業報告です。
この日は稲刈り間近の田んぼに出て、稗取りの作業です。

「稲より高く頭を出している稗を取り除く」と伺っていたので、前回みたいに屈んでの作業ではなく、麦わら帽子かぶって楽しく作業~。などと甘く構えていた結果はいかに…

残暑で気温は高いものの、さわやかな風に秋を感じ、稲もだいぶ穂を垂れています。
ぱっと見では雑草などほとんど生えていないようにも見えます。

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田んぼはあらかじめ水を抜いて、入れるようにしてありました。稲の株を踏まないようにそっと田んぼに入って行くと、写真でわかりますでしょうか?稲に混じって生えている少し色の濃い植物が稗です。
鳥居さんによると今年は例年よりも稗が多いそうで、ほうっておくと稲と日光や養分を奪いあうので稲の収穫量にも影響をおよぼすとの事でした。種が落ちると来年また稗が生えてくるので、今のうちに取らなくてはなりません。

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同じイネ科なので慎重に見分けながら稗のみを刈ります。稲と比べると根本が少し幅広なので穂先を見なくても区別は付けられます。また、稲は田植機で植えたので整然と生えていますが、稗はバラバラに生えているのですぐに見分けがつくようになります。(私は間違えて一度稲を刈ってしまいましたが…)

刈った稗をいちいち田んぼの外に出していては時間がかかるので、ある程度まとまったら稲の上に置いて先に進みます。これを繰り返していくうちに田んぼの中に抜いた雑草の束ができていきます。

全体を抜き終わったら今度はその束を回収するのですが、水を抜いているとはいえ所によってはぬかるみが激しく、草の束を抱えて稲の間を歩くのは信じられないくらい大変でした。
一日かかって1反と1反5畝の2箇所の田んぼしか終わりませんでした。雑草恐るべし・・・。

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