果樹の学校 活動ブログ


NPO法人小田原食とみどりが運営する果樹の学校活動記録です。
小田原で栽培が盛んな「みかん」「うめ」「キウイ」を農家の畑で学びます。

2015年08月

82日(日)に開催された「みかんの摘果・ジュース作り体験」に家族3人で参加しました。
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月にはまだ花が咲いていたキウイの木に実がなっていました。
収穫できる大きさの8割程度まで成長していたようです。
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か月でこんなにも成長するのかと驚きました。

5月キウイの雌花
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8月キウイの実
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みかんはいっぱい実がつくので、ある程度の実を落とす(摘果する)必要があるそうです。摘果で実を落としすぎると実が大玉になりすぎてしまい、逆に残す実が多すぎると実1個あたりにいく養分が少なくなってしまうそうです。疲れている木は余計にもぐなど、木の状態を見ながら摘果するそうです。

畑の地面には少しオレンジ色に色づいたみかんがいくつも落ちていました。これはみかんの木が自分で実を落とした(自然落下した)ものだそうです。みかんの木が自分で実を落とす判断をするというのがなんだか不思議です。自然落下した後に摘果をして実の量を決めるそうですが、自然落下し過ぎると摘果する実がないということにもなるそうです。

自然落下した実
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地面には自然落下した実がたくさん 

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摘果体験に入る前にハチや蚊が多いから気をつけるようにと注意がありました。蚊が本当に多かったので、蚊取り線香は必須でした。蚊取り線香は携行したり木にかけたり地面に置いたりして使うようです。木をゆするとハチがいた場合よけていくから、摘果前に木をゆするようにと教わりました。

摘果体験の場所に到着後、摘果作業のやり方を教えてもらいました。早生みかんは、葉っぱ25枚に対し1個ならせるそうです。

○摘果のポイント

・小さい実を落として大きい実を残す

・傷のある実を落として枯れ枝も落とす

「枯れ枝は黒点病のもとになるので、とってください。」と言われました。下の画像が黒点病のみかんです。黒い点々があちこちにあります。病気なので、この実も落とします。

黒点病のみかん
 

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みかん畑の中をアゲハチョウがひらひら飛んでいたので「わあ!ちょうちょだ!」と子どもたちは喜びました。しかし、「アゲハの幼虫がみかんの葉っぱを食べるんだよ。」と石井さんに言われて、「きれいだけどみかんにとっては害虫なんだね」という言葉が出ました。同じチョウでも昆虫採集では人気者に、みかん栽培では厄介者になるのだなと思いました。

みかん畑の中でカミキリムシを見かけたらすぐに殺すことにしているそうです。みかん栽培にとってとても厄介なのだと思います。摘果体験中に見つけたカミキリムシは首をはねた後も動き続けていたので、一同驚きました。


また、みかんの木がクモの巣だらけで頭や体に必ずかかってしまったので、「なんでこんなにクモの巣が多いんですか?」と生産者の石井さんに聞いてみました。すると「害虫が多いからクモの巣も多い。害虫がいなければきっとクモもいない畑になるよ。」と言われました。石井さんの畑では農薬をほとんど使用しないため、害虫も含めて生き物が多いのかなと思いました。本当にたくさんのクモが巣をはっていたので、きっと多くの害虫が石井さんのみかんを狙って食べにくるのだと思います。

摘果前のみかんはこのように鈴なりになっています。

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摘果する際のコツですが、みかんの実はてこの原理を使うとポコッととれるそうです。

てこの原理の話を聞く前は実を必死に引っ張って取っていたのですがなかなかとれず、てこの原理を使ったら面白いように軽くポコッととれたので驚きました

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参加者は協力してみかんの木2本分の摘果作業をしました。木の低いところは楽に手が届くけれども、木の高いところは脚立に上って作業しなければならず、大変でした。暑い中蚊に狙われながらの摘果作業で汗だくになりました。木2本分を10人以上でやってもつらいのに、この作業を何時間も何日も毎年続けていらっしゃる石井さんはすごいと思いました。

みかんの摘果が終わったので、いよいよお待ちかねのジュース作りです。

はじめに小さなスーパーボールのように丸いみかんをたらいにたくさん入れて、冷たい井戸水で洗いました。次にしぼりやすいように洗った摘果みかんをカットするのですが、半分にカットするよりも十字に切れ込みを入れた方がしぼりやすいそうです。

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カットしたみかんをジューサーに入れてしぼります。
使用したジューサーはなんと40年ほど石井家で活躍しているそうです。「昔のものは作りが単純だからか丈夫で長持ちだね。」と石井さんが言っていましたが、まさにその通りだと思いました。物を大切に使う事の大切さも感じました。


市販のものでワックスをかけてあるみかんは、搾った時にみかんの汁が分離するそうです。石井さんの栽培しているみかんにはワックスをかけていないので、安心して皮ごと搾れます。皮と一緒に搾るからこそ、香りが良くおいしいジュースに仕上がるそうです。

摘果みかんは1個約20グラムと軽いですが、これが成長すると5倍くらいの重さ(約100グラム)になります。摘果を余計にやればみかん1個を120グラムとか140グラムとかにもできるそうです。


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緑色の摘果みかんからできたジュースはさわやかな香りの黄色いものでした。摘果みかん1キロで約500mlのみかんジュースができます。搾り過ぎると苦味が出てしまうため、適度に搾るというのがポイントのようです。

この搾り汁をそのまま飲むと、「酸っぱい」「苦い」「なんとか飲める」といったような感想が出ます。しかしこの搾り汁に砂糖を入れて水で薄めると、とてもおいしい摘果みかんジュースになります。

甘くした摘果みかんシロップは、凍らせてシャーベットにしてもおいしいし、牛乳で割ってラッシー風にして飲んでもおいしいです。石井さんの奥様が「子ども達用に」と作って下さったシャーベットは特に好評で、みんな「おいしい!」「おいしい!」と言ってあっという間に平らげました。


この日搾った摘果みかんのカスは大きなバケツで1.5杯ほどの量になりました。みかんの搾りカスは畑にまいて肥料にするそうです。

9月いっぱいまで暑いとおいしいみかんができるそうです。いい天気だと甘みが蓄積され、逆に雨が降ると水を吸って味が薄くなるそうです。

 

摘果・ジュース作り体験はあわせて2時間の体験でしたが、暑い中での摘果作業はとても大変でした。石井さんのところでは摘果したみかんが1トン位になることもあるようです。香りが良くて味もいい摘果みかんをただ捨ててしまうのは、やはりもったいないと思います。ジョイファーム小田原では摘果みかんを使って「緑(あお)みかんシロップ」という商品を製造・販売しているので、多くの方にこの爽やかな味を味わっていただきたいです。

石井さんはみかん栽培のプロなので摘果作業も流れるような速さで行っていましたが、手作業で広大なみかん畑の摘果作業を行うのは、終わりが見えない果てしない作業に思えます。おいしいみかんができるまでには生産者の方の絶え間ない努力があるのだと改めて感じました。

次回の体験はいよいよ収穫です。摘果して木に残されたみかんたちがどのように成長したかを見るのが今から楽しみです。

  


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2日太陽がさんさんと降り注ぐ中、中井さんのみかん畑に行ってきました。

今日の作業は「摘果」作業です。



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大きな木やこれから大きく育てる木など、どの木にも鈴なりに青い小さな「早生みかん」がなっていました。

摘果の基準はあるようですが、そんなこと考えていたら仕事にならないそうです。



写真2















小さいもの、傷が付いているものを摘果。これから木を育てるため、ついている実は摘果。

ここまでは素人の私でも簡単にお手伝いできました。

でも…実が大きく育てるための摘果は、どれを残してよいのかわからない。

どの「みかん」も美味しい実になりそう…など考えながら、たくさん付いている枝のみかんを摘果。

中井さんの所では摘果した実は全て下に落としてしまうそうです。

せっかく頑張ってここまで育った「みかん」なので、大きめの実はいただいてきました。



写真3













炎天下の作業の合間に飲んだお茶、美味しかった~



中井さんのご自宅に戻ってからいただいたレモンはちみつジュースは最高のご馳走でした。

みかんの花のはちみつにレモンの搾り汁を混ぜたものです。

どちらも中井さんの畑の自家製です。

養蜂家さんがいらして、みかんの花のはちみつを採取するそうです。

本物の「はちみつ」の味がすごく濃く、レモンのさわやかさと合わさって、汗だくの体にしみ渡ります。



1時間ちょっとの作業でしたが、30分もやると滝のような汗。

お二人で広い畑を作業されるのは大変だと感じました。

すれて出来た傷が付いただけでクレームになったり(中身は変わらないのに)するそうです。



甘夏、オレンジの収穫、摘果を体験して作業の大変さと、傷があろうが無かろうが見た目関係なしに美味しいこと。

そして何より園主が「美味しい」と太鼓判を押す時期に収穫した実の美味しさを味わえたことに感謝です。



摘果が上手に出来たかは、11月の収穫の時にわかりますね。

これから来る台風に負けないでね。



いただいてきた摘果みかんで絞ったジュースにはちみつを加え、ジュースにしてみました。

サッパリとしていて、レモンはちみつとまた一味違った夏のドリンクでした。

(Mファミリー)

 


 


 


 


 


 


 












 


 


 


写真1

8月2日(日)神奈川県小田原市田島。



お日さまサンサン、この日も暑い一日でしたが、小田原産地交流、みかん農家さんの石井さんのお宅へ、摘果みかん収穫&ジュースづくりに行ってきました。



石井さんのご自慢のみかん畑へー広大な敷地に数えきれないくらいのみかんの木!

石井さんは四駆の軽トラックでみかん畑へ作業へ向かわれるそう。



まず、どんなみかんを摘果するかの説明。

葉っぱ25枚に対して1つの実を残すように、あとはすべて摘果。

これがなかなか大変!


高い木は、木にのぼったり、脚立で作業をします。

とにかく暑い!!!暑い!!蚊もたくさん!!!

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石井さんはこの作業をふだん、いつも、奥様とたったふたりでされているそう。

「えかき虫」などの病気の実や葉っぱもこのときにチェック。



 摘果みかんは、ひとつ約20グラム。本収穫のときの、M~L玉が約100グラム~120グラム。

これから、秋にかけて、約5倍に成長するんですね。

だから、この時期に「摘果」することは、みかんの成長にとっても非常に重要なこと。



摘果したみかんを洗う作業。冷たい井戸水で洗う仕事は子供たちの役割。

きゃ~きゃ~いいながら、みんな楽しそう。

なんだか、桶に浮いているから、スーパーボールで遊んでいるようにしか見えない

母たち。。。笑!ころころ、とってもかわいいです。
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石井さんの秘密兵器(笑)の30年来愛用の、ジューサーを使って、果汁を絞ります。

子どもたちも一生懸命お手伝い!

鍋いっぱいの摘果みかんをしぼっても、500ミリペットボトルに満たないほど。

それくらいたくさんの摘果みかんを使用します。なんて贅沢!!!!!

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石井さんは以前、ジュースように、1tの摘果みかんを出荷したこともあるとか。すごいですね。



みんな子どもたちも、石井さんが大好きになって、一生懸命お手伝いよく頑張りました!

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しぼりたてのジュース原液そのまま、みかんジュースを牛乳で割ったもの(ラッシーのようなおいしさ)、ジュースを凍らせてアイスにしたもの、ジュースに砂糖をいれて水で薄めたジュースなど。

たくさんごちそうしていただき、子どもたちも大喜びでした。



夏の疲れも吹っ飛びそう!



ジョイファーム小田原の「緑(あお)みかんシロップ」は、製品化もされていて、インターネットで限定販売や、パルシステムのイベント出店、ときどきカタログにも登場!


実は隠れた人気商品で、発売されるとすぐ売り切れてしまうんだとか!

見つけたら、必ずチェックしてみてください!

とってもおいしいですよ。部活やスポーツの間のドリンクにもぴったりだなぁ~と、私は思いました。

ぜひぜひお勧めです!



石井さんありがとうございました。



次回小田原産地交流は秋に。みかんの収穫が待っています!


 


7/26
に田中さんのキウイ畑で笠紙かけをしました。
とても良い天気でしたがキウイ畑に入ればほどよい日陰です。
5月に受粉、6月に摘果を行ってわずか2ケ月、キウイの樹には立派な実が鈴なりでした。
どれも良い形に見えるのですが、田中さんは「これは日に焼けてしまったからダメ」「これは大きく育たないからダメ」となかなか厳しい目で完璧なキウイを目指しているのがわかります。
1日に2000枚も笠紙かけをされるそうです。

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この日は田中家お手製の屋根付き・煙突付きの立派な石窯でピザをご馳走になりました。
用意していただいた粉をこねて寝かせて野菜やチーズをトッピングして、、、。
写真も添付します。
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なかなか美味しそうでしょう?
美味しかったですよ。
どうやら窯で焼くと遠赤外線効果?で家のオーブンで焼くより美味しくなるらしいです。
以前、田中さんが「農家は遊べるんですよ」と話されていた意味がよくわかります。

もう収穫して良いように見えるキウイですが、糖度はあがっておらず収穫は11月だそうです。
厳しい暑さと台風シーズンに負けずに頑張ってね!という気持ちになりました。

(Kファミリー)



快晴の天気の中、キウイの摘果作業を行いました。

5月に行った時にはまだピンポン玉くらいの大きさだったキウイが

1ヶ月あまりでとても大きくなっていることにまず驚きました。



その日の作業は摘果です。
受粉がうまくいかず、小さいままの実や
2つがくっついた状態になっているものを
手でひとつひとつ摘み取っていきました。
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残す実により栄養を送る為とのこと。
蔓や葉が繁っているので、強い日差しはないものの、夏の外はやはり暑い。
加えて、大人の背丈より少し低いくらいの場所に実があるので
膝や腰を少しだけ曲げねばならず、
これが結構キツイ…^_^;

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私たちは1時間程の作業ですが、
これを毎回されている農家さんの苦労には本当に頭が下がります。
こういった作業を繰り返して、美味しいキウイが出来上がるかと思うと、
収穫がより一層楽しみになりました。


(Fファミリー)



 

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