平成21年6月14日(日)
10:00~12:00

うめコースの2回目です。今日は長女(小六)が修学旅行で参加できず、長男(小4)と三人での参加となりました。行くまでに道に迷い、ちょっと遅れたのですが、かわいい番犬に迎えられて作業スタートです。

今日の作業は、まず梅の収穫からです。前回は小梅を収穫しましたが、今日は、十郎という品種です。十二~十三本の梅の木の下に、敷きつめられたように梅の実が落ちていて、それを拾います。落ちている梅は青い梅からほんのりと赤くなった梅もあります。梅の実を拾いながら感じたのですが、梅の実はとにかく酸っぱいイメージがありますが、ほんのり赤い実の香りはとても甘く、桃のような香りです。40~50分の作業で、コンテナ3つ分ぐらいの収穫です。収穫中にも梅の実は、ポトポトと落ちてきます。ちょっとくらい傷ついていても、もったいないと思って収穫していたので、そのまま出荷されたどうしようと思っていましたが、きちんと選別すると聞いて安心しました。

収穫の後は、梅の漬け方を教えていただきました。それを皆様にも教えましょう。

①梅を水洗いします。
②水をよく切って、樽に半分程度を移し、塩をまぶします。そして、残りの半分を入れて、また塩をまぶします。一番上に粗い粒状の塩を振ります。このときの塩の総量は、梅の重量の16%です。細かな塩と粗い塩の比率は1:2くらいです。ですから1kgの梅を漬ける場合、だいたい細かな塩50~60g、粗い塩100~110g程度になります。
③落としブタをして、重石を載せます。この時の重石は梅の重量の1/3位の石を二つ載せ、一週間程度で梅酢上がってきたら重石を一つとります。
④ここから先は、次回以降に教えていただく予定です。
皆さんは、よくテレビショッピングでも出ていますので「南高梅」をご存じと思いますが、今日の「十郎」はそれよりもずっとおいしいそうです。今から楽しみです。早速、帰ってから梅を漬けてみました。習った方法でやってみて、梅酢が一日で上がってきたので安心しました。

次回は、梅ジャムです。