2010年6月21日

湿気があり。時々晴れ間ものぞくが不安定な天候。雨の中の作業を想定し急ぎ雨合羽と着替えを用意し出発。穂坂さんのお宅で梅の出荷と収穫と梅干作りのお手伝いをした。

1.初めてわかったこと
○ 梅の種類
青梅・・・先週袋詰めした梅。用途は梅ドリンクや梅酒。
南高梅・・梅干用
十郎・五郎・・・戦後、伝説の兄第にちなんで名づけられた曽我だけで生産されている梅
○ つぎき
梅は新芽に同種の梅の芽をかけあわせて増やしていく。木を継ぎ足すこととおもいこんでいた。この方法は梅を増やしやすいとのこと
○ 梅干用の塩
氷砂糖のような結晶状の塩を使用。
○ 梅干のつくりかた
大きさを分けてから大きさごとに18%の塩漬けしてから干すこと

2.作業
南高梅のいいかおり。甘すっぱい好きな香りの中1キログラムに袋詰め。黄色の表面黒く墨がかかったようなものを撥ね出す。また、色が大体同じものを詰める。そうしないと消費者からクレームが来て返品になるとのと。もったいない。熟し方は違うならすこし待てばいいだけのことと思ってしまう。しかし、消費者のニーズにこたえないと収入にならない。考えさせられる。
 午後は梅もぎ。穂坂さんのご両親と穂坂さんと私の4人での作業。十郎を収穫すると指示を受けるが区別がつかない。指示された木の梅を収穫。しかし、相変わらずピンポイントに脚立を立てることができず苦戦する。途中、梅干作りのお手伝い。梅を洗い、その桶の水をビニールの上から地面に穴を開けないように流す。一つ一つの作業に意味がある。運良く雨がふられなかったが湿気の中の作業で汗びっしょりになった。

3.人
梅の収穫から袋詰め、梅干つくり、パック詰めなど梅日一つ一つ全部人の手によって行われている。手間隙かけたとはまさにこのこと。