今日は、桑原の製茶工場での作業です。農業なのに工場作業という事で少しドキドキでした。生茶をベルトコンベアに投入するのが今日の仕事です。松田の山から生茶が運搬され、重量計量後、袋から工場のフロアーに広げられ、先に投入した生茶の按配を見ながらベルトコンベアに生茶を入れていきます。この作業は前回、経験しているので勝手も判っており、少し慣れてきました。但し、生茶から落ち葉などのゴミを取り除く作業は、まだまだ修行が必要です。
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生茶は一見全てが同じに見えますが、よく観察すると湿り気具合や葉の固さなどに相違があり、機械もこれにあわせて調整していくそうです。この機械に投入された生茶は、蒸しと乾燥を繰り返し、荒茶に仕上げた後、山北のセンターへ出荷するそうですが、一部の荒茶は、再度火を入れ直して、製茶まで仕上げた後、袋詰にして出荷するそうです

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なんと一般の方より、少しお先に2012年の新茶を頂きました(一般販売は確か20日から)。美味しいお茶の入れ方も教えて頂きました。
新茶の味は、渋みがなく大変甘いものでした。又、微力ではありますが、作業を手伝わせて頂いたという事もあり、その分も味にプラスαとなって、それはなんともいえない格別な味でした。16169603.jpg

農家の方が、丹誠込めて作ったこの様な美味しいお茶の販路が確立され、多くの方に愛飲され、そして認められることを願うばかりです。
サポーター後、酒匂川にコアジサシを見にいきました。よく判りませんでしたが、何か素早く水平飛行する鳥が飛んでいました。あれがコアジサシなのか。