3回目の今回は、防水加工された白の薄紙でキウイの実を覆う作業を体験させていただきました。

6週間前、白い花が咲いていたキウイ棚には、少し小ぶりながら店頭に並んでいてもおかしくない程の大きさの実がたくさんなっていて、思わず歓声をあげてしまいました。農家の方のお話しでは「例年ならこの時期には11月出荷時の8割くらいの大きさになっているのだが、今年は雨が少ない影響で実の成長がやや遅い」との事でした。

笠かけは直射日光に当たりすぎて皮が黒くなってしまうのを防ぐ為の作業で、女性が白く美しい肌を守る為に日傘をさすのと似ているなと思いました。

4歳の娘は緩やかな斜面でもしっかりと立つ安定感のある脚立をお借りし、精一杯、笠かけ作業に取り組んでいましたが、実がはみ出ないようにくるりときれいに覆うのは難しそうでした。最後まで「もっとやりたい」と言いながら真剣な表情で頑張っていました。

キウイ7月15日高野さん@江川到さん







足元には摘果された小さな実や枝葉がところどころ落ちていて、地面の土をすくいあげると太くて長い立派なミミズ達が元気に動き回っている様子も見れました。

 帰宅後、「キウイ畑、楽しかった~」と娘がつぶやくのを聞き、果樹の学校に参加できてよかったなと改めて感じました。