果樹の学校 活動ブログ


NPO法人小田原食とみどりが運営する果樹の学校活動記録です。
小田原で栽培が盛んな「みかん」「うめ」「キウイ」を農家の畑で学びます。

カテゴリ: みかんコース


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10日、気温33度という夏真っ盛りの中、果樹の学校の今回は、みかんの摘果とジュース作りという事で生産者石井さんのお宅に家族でおじゃましました。


今年はハチが多いようで、今回摘果させていただく木のあたりは事前に石井さんご夫婦で点検していただいているとの事でしたが、できるだけ皆さん散らばる事のないようについて来てくださいね~との注意事項を聞き、お家の裏にあるみかん畑に出発です。


先ずは、枝を揺らしてハチがいないか点検し、それから葉っぱ25枚くらいに実が1個になるよう、よ~く見て小さなものや傷のあるものを摘果していくと教えていただきました。



写真、摘果作業の説明


ちなみに、もしハチがいた場合は、ブーンと飛んで来るのでゆっくり逃げる…だそうです^^;
石井さんの摘果作業を見て、ふむふむ何だか簡単そう!と思い、いざ自分でやってみると、
なかなか上手く実がもげない…引っ張ると葉っぱまで付いてきたりして^^;
石井さんは、片手でチョイチョイと簡単そう!ちょっと捻りながら 傾ける、てこの原理を使うんだよ
って教えてもらいましたが、さずがのプロ技でした!
手の届く範囲だけでも、こんなにもいでしまって大丈夫?というほどたくさん摘果しましたが、
まだまだ実はいっぱいあります。石井さんは、奥さまとお二人で上の方の実や内側の実などまんべんなく摘果し、秋の収穫の際に適正サイズな実が採れるようにと、木の状態を確認しながら毎日作業されているとの事でした。


さて次の作業は、摘果作業で取れた濃い緑色のかわいい小さな実を潰して、みかん汁を絞り出します。



②写真、スーパーボールみたい


冷たい井戸水に手を入れて洗う作業をする子どもたち~楽しそう!まるでお祭りのスーパーボールすくいみたい。
キレイに洗ったあとは、みかん汁がいっぱい出るようにカットします。

以前は、半分に切っていたそうですが、石井さんがみかん汁を絞り出す機械を見学しに行った際に、半分に切り落としてしまわず少しずつ切り込みを入れている感じだったとの事で23年前からそのようにしているとのことでした。

その方が皮の苦味が出にくいそうです。そうやって少しでもおいしいものを作りたいと工夫するのも、日々の努力なんですね。



③写真、みかん汁


大活躍していたのは、40年ほど使っているという絞り器、実を入れてレバーを下ろして絞るというもの、実が78個で約50ccほどが絞れていました。ついついギューっと何回もレバーを押して絞り出したくなりますが、あまり絞りすぎると苦味が出るとの事で、その辺りはほどほどに^^;



④写真、絞り作業


全員で分担して流れ作業のような状態を繰り返し、ペットボトルに注いでいきます。

会話も弾み、息も合って来た絞り作業終盤に、石井さんが梅干しの種取り器というものを手作りしたんだと持って来てくれました。実を挟んで潰して真ん中のくぼみで種を取るという木でできたもの。

その器具を使って、みかん汁も絞り出す事ができました!でも、もう作業終盤…もっと早く出してよ~っと笑いを誘っていました。
みんなの頑張りでいっぱい絞ったみかん汁、約1時間の作業でだいたい6リットル分の みかんジュース
ができました。


みかんジュースとして飲むには、34倍に薄めて、糖度6くらいのため子どもにはちょっとお砂糖を加えたりして飲むのがオススメです。
作業途中、石井さんの奥さま手作りのみかんジュース、きゅうりの漬物やヨーグルト風シャーベットアイス
などをいただきました。
どれもみかん汁を使って作られたもの!冷たく冷えてて美味しかった~
なかでもきゅうりを切って、麺つゆとみかん汁を合わせたものに漬けたお漬物は、ほんのりみかんの風味の
するとても美味しいお漬物でした。


色々なものに使えるみかんジュース!
「緑みかん」と書いて「あおみかん」と読む『緑みかんシロップ』は、インターネット限定販売しか されていない
そうですが、1度食したらハマります!人気があるのもうなずけます。
今度、『緑みかんシロップ』を見かけたら、暑い中みんなで協力して絞った今回のみかんジュース作りを
思い出しそうです(*^^)v
今回もあたたかく迎えてくださった石井さんご夫妻、ありがとうございたした!
次は、元気に育ったみかんの収穫にうかがいます。またよろしくお願いします。

Y.S


 


 


 


 


5月21日土曜日 快晴

暑いと言ってよい快晴に恵まれ小田原へ!

今回お世話になるのは、矢郷さん ご夫婦


早速 ご挨拶後 山の頂上付近へ車で移動😃

とり鉄さんやテレビの撮影に使われるほどのベストショット😃

線路が 右に左に見えます

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その後 収穫作業の前に

山を一回り😃

子供は()自然に終始ご機嫌😃🎵

街中でみるより色の濃いバッタを見つけたり

クモを見つけたり

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私も 綺麗な色の花やレモンの花等に思わず

パチリパチリ
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その後、バレンシアオレンジの収穫に
いざ



子供は ハサミを使っての収穫は初めて

貴重な経験です

かご2つ収穫して 皆ご満悦👍

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お土産も沢山頂きました



矢郷さん ご夫妻色々ありがとうございました

次回も 宜しくお願い致します



 

(Aファミリー)


 


4月10日、本日は曽我みのり館でオリエンテーションでした。

入学式のあと、コース別にオリエンテーションが始まります。

生産者と参加者の組み合わせ発表や、自己紹介がありました。

今年は梅コースの希望が、一家族だったそうです。

私達家族は、みかんコース。

もう一組のご家族と一緒に、生産者の長谷川さんにお世話になることになりました。

交流ペアごとに作業日の調整等をした後、解散。

お世話になる生産者さんの畑へ、場所の確認に向かいました。

眺めの素晴らしい畑に到着! 

・・・が、急な坂のような畑にびびりました(私達が作業をする畑は、平坦な所だそうです)。

そして、農家の方の作業や苦労話等を聞きました。

普段どのように作られているか、考えもせずに食べているみかん。

果樹の学校の体験を通して、いろいろ知っていけたらな、と思います。


(Tファミリー)

1115日(日)に「みかんの収穫体験」に参加しました。

楽しみにしていたのですが、残念ながら前日から降り続いた雨が残り、朝からどんより
した天気でした。

本来なら、雨が降ったり、雨が残ったりした日には収穫しないそうですが、特別に体験させていただきました。みかんは水滴で濡れていると皮が柔らかくなり、収穫時に傷が付きやすく傷みやすいので、晴れて乾いている時しか収穫しないそうです。

今回収穫するのは、早生みかん春の花見時に花だったものが実を付けて色づいていました。このみかんの樹は石井さんと同じ年だそうで、記念樹だそうです!
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ありがたく収穫させていただきました。
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早生みかんは12月頃までに収穫を終え、次は青島みかんの収穫になるそうです。

青島みかんは貯蔵用にする場合は、6~7割色づいてから収穫し、貯蔵する前に「よそ(換気させて重量を5%程少なくすること)」させるそうです。そうすると余分な水分が飛び、皮と実の間に隙間が無くなり皮がしなびたように見えるようですが、「見た目はしなびてるように見えるけど、味は美味しいんだよ」と言われていました。収穫した早生みかんも味がしっかりしていて甘みと酸味のバランスが良かったです。糖度を測ったら13度もありました!9度以上が出荷の目安ということでしたので、とても甘いみかんです。黒点のある見た目の悪いみかんもありましたが、味は全く変わりません。市販されている薬品がかかったみかんよりも安全に美味しくいただけるので、子供にも安心して食べさせられます。

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みかんの収穫が終わると、子供たちはみかんの樹を見て回っているときに見つけたカブトムシの幼虫採りに夢中でした。袋に一杯の幼虫を入れていましたので、オスかメスか、孵るのが楽しみですね。

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春に花だったキウイが実を付けていました!試食させていただきましたが、香りが良くとても甘かったです。カタログに掲載されるのが楽しみです。

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次回は1月にネーブルオレンジの収穫体験です。

今度は晴れて、みかんが大好きな子供たちも一緒に参加できるといいなぁと
願っています♪










82日(日)に開催された「みかんの摘果・ジュース作り体験」に家族3人で参加しました。
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月にはまだ花が咲いていたキウイの木に実がなっていました。
収穫できる大きさの8割程度まで成長していたようです。
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か月でこんなにも成長するのかと驚きました。

5月キウイの雌花
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8月キウイの実
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みかんはいっぱい実がつくので、ある程度の実を落とす(摘果する)必要があるそうです。摘果で実を落としすぎると実が大玉になりすぎてしまい、逆に残す実が多すぎると実1個あたりにいく養分が少なくなってしまうそうです。疲れている木は余計にもぐなど、木の状態を見ながら摘果するそうです。

畑の地面には少しオレンジ色に色づいたみかんがいくつも落ちていました。これはみかんの木が自分で実を落とした(自然落下した)ものだそうです。みかんの木が自分で実を落とす判断をするというのがなんだか不思議です。自然落下した後に摘果をして実の量を決めるそうですが、自然落下し過ぎると摘果する実がないということにもなるそうです。

自然落下した実
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地面には自然落下した実がたくさん 

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摘果体験に入る前にハチや蚊が多いから気をつけるようにと注意がありました。蚊が本当に多かったので、蚊取り線香は必須でした。蚊取り線香は携行したり木にかけたり地面に置いたりして使うようです。木をゆするとハチがいた場合よけていくから、摘果前に木をゆするようにと教わりました。

摘果体験の場所に到着後、摘果作業のやり方を教えてもらいました。早生みかんは、葉っぱ25枚に対し1個ならせるそうです。

○摘果のポイント

・小さい実を落として大きい実を残す

・傷のある実を落として枯れ枝も落とす

「枯れ枝は黒点病のもとになるので、とってください。」と言われました。下の画像が黒点病のみかんです。黒い点々があちこちにあります。病気なので、この実も落とします。

黒点病のみかん
 

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みかん畑の中をアゲハチョウがひらひら飛んでいたので「わあ!ちょうちょだ!」と子どもたちは喜びました。しかし、「アゲハの幼虫がみかんの葉っぱを食べるんだよ。」と石井さんに言われて、「きれいだけどみかんにとっては害虫なんだね」という言葉が出ました。同じチョウでも昆虫採集では人気者に、みかん栽培では厄介者になるのだなと思いました。

みかん畑の中でカミキリムシを見かけたらすぐに殺すことにしているそうです。みかん栽培にとってとても厄介なのだと思います。摘果体験中に見つけたカミキリムシは首をはねた後も動き続けていたので、一同驚きました。


また、みかんの木がクモの巣だらけで頭や体に必ずかかってしまったので、「なんでこんなにクモの巣が多いんですか?」と生産者の石井さんに聞いてみました。すると「害虫が多いからクモの巣も多い。害虫がいなければきっとクモもいない畑になるよ。」と言われました。石井さんの畑では農薬をほとんど使用しないため、害虫も含めて生き物が多いのかなと思いました。本当にたくさんのクモが巣をはっていたので、きっと多くの害虫が石井さんのみかんを狙って食べにくるのだと思います。

摘果前のみかんはこのように鈴なりになっています。

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摘果する際のコツですが、みかんの実はてこの原理を使うとポコッととれるそうです。

てこの原理の話を聞く前は実を必死に引っ張って取っていたのですがなかなかとれず、てこの原理を使ったら面白いように軽くポコッととれたので驚きました

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参加者は協力してみかんの木2本分の摘果作業をしました。木の低いところは楽に手が届くけれども、木の高いところは脚立に上って作業しなければならず、大変でした。暑い中蚊に狙われながらの摘果作業で汗だくになりました。木2本分を10人以上でやってもつらいのに、この作業を何時間も何日も毎年続けていらっしゃる石井さんはすごいと思いました。

みかんの摘果が終わったので、いよいよお待ちかねのジュース作りです。

はじめに小さなスーパーボールのように丸いみかんをたらいにたくさん入れて、冷たい井戸水で洗いました。次にしぼりやすいように洗った摘果みかんをカットするのですが、半分にカットするよりも十字に切れ込みを入れた方がしぼりやすいそうです。

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カットしたみかんをジューサーに入れてしぼります。
使用したジューサーはなんと40年ほど石井家で活躍しているそうです。「昔のものは作りが単純だからか丈夫で長持ちだね。」と石井さんが言っていましたが、まさにその通りだと思いました。物を大切に使う事の大切さも感じました。


市販のものでワックスをかけてあるみかんは、搾った時にみかんの汁が分離するそうです。石井さんの栽培しているみかんにはワックスをかけていないので、安心して皮ごと搾れます。皮と一緒に搾るからこそ、香りが良くおいしいジュースに仕上がるそうです。

摘果みかんは1個約20グラムと軽いですが、これが成長すると5倍くらいの重さ(約100グラム)になります。摘果を余計にやればみかん1個を120グラムとか140グラムとかにもできるそうです。


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緑色の摘果みかんからできたジュースはさわやかな香りの黄色いものでした。摘果みかん1キロで約500mlのみかんジュースができます。搾り過ぎると苦味が出てしまうため、適度に搾るというのがポイントのようです。

この搾り汁をそのまま飲むと、「酸っぱい」「苦い」「なんとか飲める」といったような感想が出ます。しかしこの搾り汁に砂糖を入れて水で薄めると、とてもおいしい摘果みかんジュースになります。

甘くした摘果みかんシロップは、凍らせてシャーベットにしてもおいしいし、牛乳で割ってラッシー風にして飲んでもおいしいです。石井さんの奥様が「子ども達用に」と作って下さったシャーベットは特に好評で、みんな「おいしい!」「おいしい!」と言ってあっという間に平らげました。


この日搾った摘果みかんのカスは大きなバケツで1.5杯ほどの量になりました。みかんの搾りカスは畑にまいて肥料にするそうです。

9月いっぱいまで暑いとおいしいみかんができるそうです。いい天気だと甘みが蓄積され、逆に雨が降ると水を吸って味が薄くなるそうです。

 

摘果・ジュース作り体験はあわせて2時間の体験でしたが、暑い中での摘果作業はとても大変でした。石井さんのところでは摘果したみかんが1トン位になることもあるようです。香りが良くて味もいい摘果みかんをただ捨ててしまうのは、やはりもったいないと思います。ジョイファーム小田原では摘果みかんを使って「緑(あお)みかんシロップ」という商品を製造・販売しているので、多くの方にこの爽やかな味を味わっていただきたいです。

石井さんはみかん栽培のプロなので摘果作業も流れるような速さで行っていましたが、手作業で広大なみかん畑の摘果作業を行うのは、終わりが見えない果てしない作業に思えます。おいしいみかんができるまでには生産者の方の絶え間ない努力があるのだと改めて感じました。

次回の体験はいよいよ収穫です。摘果して木に残されたみかんたちがどのように成長したかを見るのが今から楽しみです。

  

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